人生の簿記(仮)

平凡なサラリーマンコンサルのブログ

書評 漫画で分かる 海外駐在の極意

こんばんは。ジラフです。
最近、兎にも角にも忙しいのですが、具体的になんで忙しいのか説明がつかない、
一番良くない状況に陥りつつあります。


原因は、複数あります。
海外オフィスメンバとの簡単な意思疎通すらままならないことによるストレス
語学学習とコミュニケーション力向上のため、可能な限りオフィスメンバと外食するようにしているのですが、彼らは忙しい場合はコンビニで済ますことも多く、今日は外に行くのかどうかを確認するのも一苦労です。。。
後輩の指導を行うことによるストレス
入社して2年間部下は居なかったので、毎日好き勝手に一人で働いてきました。そんな私にもいよいよ後輩ができました!年上の・・・。後輩に対しては大きな不満はありませんが、年齢が6歳ほど離れていることや、私自身が基本的に舐められがちなキャラクターを持ち合わせているので、うまく行きません。
自身のやりたいことが見つからないストレス
戦略コンサルで一生食べて行く!という心持ちでいる人間はほとんどおらず、多くのコンサルが、3年から5年で起業したり、他の会社へ移って行きます。私もあと3年ほどで次のステップに進まなければいけないのですが、全く次の目標が見えません。
自身の成長が見えないストレス
出向後のパフォーマンスが低調で、ボスにも指摘される日々。半年後までに改善しなければ出向取り消すかもしれない、とまで言われて、本当に焦っています。


そんな焦燥感にかられている中、見つけた一冊の漫画を本日はご紹介します。


海外出向を命じられた人にとっては必読書かもしれません。


タイトル:漫画でわかる!海外駐在の極意
著者:堀江徹
漫画:重松延寿


【要旨】
・日本人の多くが海外駐在で戸惑うことが多い。

・海外駐在において駐在は4つのPを意識する必要がある。

すなわち

①Personality(人柄・人格・人間力

夜のお付き合いなども含めます。ここは日本人は細かい気遣いが出来るので得意な人が多いです。

②Professionalism(知識やスキルなど)

誰もが認める世界レベルのプロ。言葉ができなくてもこれがあれば大丈夫です。

③Performance(実績)

②とも重複するかもしれませんが、要は実績です。ちなみに定量的な実績は一番重要だそうです。

④Positive(積極性・タフさ・体力)

いわゆる体育会系の能力ですね

・日本では適材適所で人を割り振る。要は、この人ならこの役職!みたいな感じです。しかし、世界の基準では、この役割にはこんな人!というように適所適材で人を選びます。

・どうしても自分の帰任後のポストが気になったり、日本側の上司が気になるかもしれないが現地と向き合いましょう!

 

【感想】

・上司からの思わぬプレッシャーにかられて読んでみましたがとても面白かったです。

・私は現状4Pのうち何も持って居ないので苦労しそうです。とりあえず、①④③②の順で身につけられればと思います。

 

以上です。海外出向に興味ある人や、職場・顧客が海外の方がいる場合は読むことをお勧めします。