こんにちは。ジラフです。
先日の記事からまた期間が空いてしまいました。
年内に転職すると記事を書いており、その通り年末に次の職場に移ることにしました。
もう来年の契約にビクビクしながら働く必要がないので、のんびり過ごしています。
平日・休日問わず、自由な時間に、自由にいろんなところに行ける自由は、本当に何事にも変えがたいです。
当然ワクチンは2回摂取済みであり、いく場所を多少選んではいます。
それでも時間の自由は本当に素晴らしいです。
コロナで自粛しているお店もありますが、他方で気にせず飲み歩いている人も多数居ます。マスクをしていない人も多数います。
この場で、どちらが正しい悪いといったことは書きませんが、東京を散策して感じた大きな変化を、備忘録として記載したいと思います。
①日本の若者の貧困化
5年前。まだ私が日本にいた頃はリーチできていなかっただけなのかもしれませんが、明らかに日本の若者は貧しくなってるように感じます。
コロナ鍋で出歩いている人が絞られている可能性もあるのですが、以下の点が気になりました。
<20代で都内住みの場合、ルームシェアしている若者が多い>
都内に住んでる若者は実家暮らしか、大手企業の社宅暮らし以外の場合ほとんどがルームシェアをしているようです。
6畳の個人ルームで、バストイレは共同で家賃は5〜8万円というのが多かったです。
立地は渋谷区、目黒区、港区という若者に人気のエリアが多かったです。
メインバンクに勤めているような人でも、ルームシェアをしている人もいました。
<GUを着ている若者が多い>
まず大前提として5年前と比較して、明らかにユニクロやGUはおしゃれになっています。
しかし上海や香港では、若者の多くがY3やストーンアイランドといったブランド物を着ている人が多数いたのですが、日本の場合はGUを着ている人が相対的に多いように感じます。
イブサンローラン、ジバンシー、グッチなど、ブランドロゴをあしらったデザインのカバンやTシャツが流行ってることもあり、余計にユニクロ・GUのシンプルデザインが目につきました。
また若者と飲んでいると、「ユニクロカッコ良いけど、高くて買えないからGUを。ハイブランドなんてお店に入ったことすらない。。。」と言ってたりします。
<アップルウォッチが流行っている>
20代男性のステータスシンボルだった高級時計をつけている人が明らかに減っています。
アップルウォッチが流行っているというのも大きな理由だと思いますが、オメガが50万円超え、ロレックスも100万円超えしている昨今、買おうと思える余裕のある人が減っているのだと思います。
<総論>
まだ証拠は少ないのかもしれませんが、5年前に比べて金銭的に余裕のない若者が増えたように感じます。
調べるとこんな記事まで出てきました。
https://www.businessinsider.jp/post-224752
日本の若者は、アジアの経済発展国の若者に比べて貧しくなっているということを、改めて体感しました。
②新興宗教化するオンラインサロン
<若者の多くがオンラインサロンに入っている>
私自身もメンタリストDaiGoさんなどいくつかのオンラインサロンに入っています。
数年前のオンラインサロンは一部の意識高い人が加入するおかしなグループだったように感じます。しかし今では当たり前の集団になり始めています。
居酒屋で知り合った若者の多くが、当たり前のようにいろんなオンラインサロンに入っていて驚きました。
また彼らの多くがそのオンラインサロン内で知り合った人々と、新しいコミュニティを構築していっていました。
<総論>
インターネットの普及に伴い、どんな情報にもリーチできるようになった現代。
しかしそれは言い換えれば、自分の都合の悪い情報を避けて、都合の良い情報だけを取ろうと思えば、取り続けることができる状態を産んでいるようです。
一つ昔話をします。
500年前、中国から欧州に広がったペストはヨーロッパの人口を大幅に減らしました。
それまでキリスト教教会が、政治や科学発展を厳しく規制していたのですが、キリストの教えが、ペストを解決できないことが認知されると、その権威は大きく失墜することになりました。
結果として、宗教改革やルネッサンス、万有引力の発展などへと繋がっていきました。
まさに「神は死に、科学の時代」が幕を開けたのです。
現在の状況が完全のこの時期と同じだとは言い切れないのですが、以下のように考えることもできるのではないでしょうか。
中国から世界中にばら撒かれたコロナウィルス。
コロナの猛威の前に、現代科学と政治体制は明確な解決策を打ち出せないまま、2年が経過しようとしている。
人々の中に、現代の複雑化した科学や政治機構に対する疑念が渦巻き始めている。
そうした疑念により生じた人々の心の隙間に、科学や民主主義に変わる新しい価値観が芽生え始めている。
もしかしたら、今あるオンラインサロンの中から、新しい思想・価値観が生まれて、それが新たな潮流を作っていくのかもしれません。