人生の簿記(仮)

平凡なサラリーマンコンサルのブログ

人生の戦略を考える

おはようございます。ジラフです。

長らく放置していたブログですが、再開します。

今年のお盆は珍しく仕事が何もなくゆっくり過ごすことができました。

本当はゲームをしたりしてのんびり過ごそうとも思っていたのですが、せっかくなので読書ざんまいのお盆にしました。

 

今回は読書のテーマを「これからの人生の計画を作る」ことにし、それに役に立ちそうな本を片っ端から読みふけりました。

もうまとまった時間をとれることも少ないと思うので、過去最高の長期連休になりました。

 

そもそも皆さん、人生のプランとかってありますか?

私はありません。

私の周囲を見ても、なんとなく何歳までに結婚してとか、そういったざっくりとした計画を持っていれば良い方です。

しかし、計画とは地図であり行動スケジュールです。

それがないということは、まさしく人生という大海原を、地図を持たずに漕ぎ出すようなものです。

以前から、なんのためにお金を稼いでいるのか、なんのために仕事するのか、いつ結婚するのか、結婚したらどこに住むのか、どれくらい収入が必要か?

といったことを全く考えていませんでした。

そこで今回じっくりと自分の人生を見つめ直してみました。

ちなみに私が通常業務で会社の戦略を立てる時の概略はだいたいこんなステップです。

まず自社の目標だったり大方針を決めます。

その後他社や業界をリサーチしてから、自社のありたい姿を構想し、

最終的な計画、戦術に落とし込んでいきます。

それと同じアプローチを今回は自分の人生に対して実施したいと思います。

 

・・・。はい。そして作った計画がこちら!

と示すことができればよかったのですが、思った以上にインプットが多くまだまだ作成できていない状態です(笑)。

 

そこで本日はどんな本を読んだのかを紹介することにします。

本日含めまだお盆休みが3日間ある人なら何冊か読めるかもしれませんので。

 

①後悔しない人生を送るために(自社分析)

♦︎タイトル:死ぬ瞬間の5つの後悔

♦︎著者:ブロニーウェア

♦︎目的:後悔しない人生を送るために一般的な後悔を学ぶために

メンタリストDaiGoさんが一度紹介したこともあり、長らく手に入らない状態でしたが、今は注文可能です。

終末期の介護師である主人公が看取った方々の死ぬ前の後悔をまとめた本です。

 

 

②時代の波を捉える(市場、競合分析)

♦︎目的:時代がどう変わっていくのかを把握するため

♦︎タイトル:なぜ世界のエリートは美意識を鍛えるのか、ニュータイプ

♦︎著者:山口周

とくに読もうとは思っていなかったのですが、友人の紹介で美意識の本を読み、案外面白かったのでそのまま一気読み。

そしてその勢いのまま新刊にも手を出しました。

抽象的な話を、少しわかりやすい抽象的な話でまとめた一冊で、

これからの時代に必要なスキルなどもわかり、とても面白かったです。

 

 

 

 

♦︎タイトル:オリジナルズ

♦︎著者:アダムグラント

こちらもメンタリストDaiGoさんが紹介していた本です。

以前から読もう読もうと思っていたものの、なかなか読めていませんでした。

副業とかそういったことを考えるのに最上の一冊ではないでしょうか?

 

 

♦︎タイトル:デザイン思考

♦︎著者:ティム・ブラウン

これまで読んだ全ての本で、デザイン思考の重要性が説かれていました。

こちらはデザイン思考はなんたるかを薄く浅く説明した一冊で、それなりに読み応えのある本でした。

 

 

 ③具体的な計画を立てる(戦術立案)

♦︎タイトル:人生計画の立て方

♦︎著者:本多静六

♦︎目的:具体的な計画作りに向けたフレームワーク検討のため

アマゾンで人生の計画作りを調べると最上位に出てきます。

そもそもこの記事を書こうと思ったきっかけでも有りますが、人生設計をするための本が全く世の中に有りません。

個別具体の転職本や、貯金本は有りますが、肝心要の人生プランニングの本が、笑っちゃうほどないのです。

そんな中でこの本は基本的なことを織り込んでおり、非常にためになる一冊でした。

 

 

 ここまででだいたい1600文字になりました。

やはりなかなかのボリュームですね。

なんとか今週日曜までに自分の人生計画立案含め記事に落とし込めるよう頑張ります!

書評 超効率勉強法

こんばんは。ジラフです。

またブログの更新が滞っていましたが、久しぶりに記事を書きたいと思います。

最近インプットに時間を使いすぎておりまして、

本を週に5冊ほど読むような生活になっています。

読んだ本は、Twitterで感想などをすぐに吐き出すようにはしていますが、

まとまった文章としてアウトプットしなければ忘れてしまうので、ブログへのアウトプットも意識していきたいと思います。

 

今後はTwitterは毎日、ブログは毎週更新で頑張って行きたいと思います。

 

♦︎タイトル:超効率勉強法

♦︎著者:メンタリストDaiGo

 

♦︎結論・主張

  • 脳科学、心理学、行動経済学、進化学が発展しているのに、日本の教育現場は30年以上変わっていない。
  • 最新の研究に基づいた最高の学習方法は、アクティブラーニングである。
  • アクティブラーニングとは、受け身ではなく、常に頭を使った学習方である。
  • 主に想起と再言語化の繰り返し。
  • 想起とは、時間が経ったあとに、思い出すことである。その時苦労して思い出した方が記憶の定着はよくなる。(このブログも1週間ほど期間を開けて書いています。)
  • 言語化とは、”Why”と”How”を繰り返し自問自答すること。人に教えることがもっとも良い再言語化となる。
  • よく問題の回答を読んでわかった気になる(流暢性の罠)ことがあるが、再言語化できるかどうかで、理解度の確認が可能。
  • 学習前に、目標や価値観を明確化が必要。
  • 学習中の音楽は不要!ただし、学習の合間や、開始前は気分を変えるのに最適。
  • 学習中は無音がベスト。難しい場合は、自然音を使う。

 

♦︎感想

ニコニコ動画で一度は聞いたことがある内容がほとんどだったが、本を読むまで忘れていたことも多かったです。

また想起するために、ノートに走り書きした内容をベースにこのブログを書いていますが、6日前に読んだ内容ほとんど抜けていますね。

 

私は本をKindleで読むことが多いのですが、Kindleには気になったところにラインを引いてあとで索引する機能があります。

メンタリストさんの最近の書籍では、重要なところはすでに色がついており、ラインを引いてもみずらい構造になっています。

この書籍では、教科書・テキストにラインを引く学習法は実は非効率だと触れられており、私のようなラインを引いて本を読んだつもりになっている連中を妨害しているように感じます。

このような徹底した姿勢は、素晴らしいと思います。

 

彼の書籍や動画は常に最新の情報を踏まえてVer.アップされており、そのために昔の書籍は絶版になっていたりします。

動画の中でも、「その時、もっとも正しいと考えられているものお伝えしているので、あとで言うこと変わるかもしれません。」と話されています。

 

「科学とは、何かを盲信することではなく、素直な気持ちで試して確かめる」ことだとも、彼は語っています。

 

受験生や、大人で何らかの資格試験を受けようとされている方は、ぜひとも一読されることを強く勧めます。

 

書評 大きく考えることの魔術

こんばんわ。ジラフです。

最近仕事が忙しかったことと、体調を崩していたのでブログ更新滞っていました。

とりあえず、新年ぶち上げた目標・・・はまだ確度は高まって居ませんが、

日々改善するために毎日瞑想、DNB、英単語の学習と、

読書を続けています。

本日は休みということもあって、本を2冊読みました。

一冊は「世界一優しい右脳型問題解決の教科書」

そしてもう一冊は「大きく考えることの魔術」

の2冊です。

 

いずれも、思考法や人生論に関する書物です。

本日は後者についてを少しだけ掘り下げたいです。

とは言っても、病み上がりの頭で読んだので内容が半分くらいしか入っていません。

 

【筆者の主張】

「大きく考えなさい。

そうすればあなたは大きく生きられるだろう。

あなたは幸福の点で大きく生きられるだろう。

成功の点で大きく生きられるだろう。

収入の点で大きく生きられるだろう。

友人の点で大きく生きられるだろう。

人に尊敬される点で大きく生きられるだろう。」

・・・まえがきより・・・

 

普段生活していると、どうしても思考や行動が近眼的になってします。

しかし、そんな時こそ、大きな視野で考える必要性を、この本では13章構成で説いています。

 

・成功できると信じなさい。

・弁解するのはやめなさい。

・自信を持ちなさい

・大きく考えなさい。

・創造的に考えなさい

・自分が考える通りの人になる。

・一流を目指しなさい。

・正しい態度をとりなさい。

・人に好かれなさい。

・行動する習慣をつけなさい。

・敗北を勝利に転じなさい。

・目標を設定しなさい。

・リーダーらしく考えよ

 

【感想・所感】

・当たり前のこと、当たり前に書いてあった本で、とくに新しい発見はなかったです。

・ただし、四種類の言い訳は注意しよう、

1年齢

2健康

3能力

4運

だいたいできないことの言い訳はこの4つのどれかになります。

自分含めて失敗の原因をこの4つにしている人が居たら、注意して聞きましょう。

 

以上です。

ちょっと読書メモみたいな記事になってしまいました。

どうやったら自分の備忘録+読者の方々に新しい発見を与えらえるのかは、

今後も模索していきたいと思います。

 

とにかくブログを継続していくことがその第一歩と信じて。。。

2019年やってみたいことを考えてみた

今年で私も30歳を迎えます。

また戦略コンサルとしても4年目を迎え、具体的に次のイグジットを考える年です。

元々ベンチャー企業を支援したい、自分で立ち上げたいと考えていたので、

コーポレイトベンチャーキャピタルや、ベンチャーキャピタル

テック系ベンチャーに直接入社してみたいなーと考えています。

 

一方で、最近影響を受けまくっているこの方のブログ。

www.byosoku100.com

このブロガーの方は、現在プログラマーでイギリスへの留学を検討されています。

理由はブログに詳細に記載されているのですが、

やはり将来の長期的なキャリアを考えた場合、海外のテック系の学位は非常に大きな力を持っています。

 

実際問題世界の大企業、外資系企業のパートナークラスは、

海外MBAホルダーがほとんどです。

www.mckinsey.com

日本はよくも悪くも、現場主義が強いために、MBAとか学位を軽んじる風潮があります。

その理由は日本の大学は入学試験の難易度が高く、卒業のハードルが低いことに起因しています。

大学時代の学習量は海外大学と比べると雲泥の差でしょう。

しかし世界的には、大学を出ていることは非常に高く評価されるのです。

そして日本のベンチャー企業経営者の多くは、海外大学出身者が少ないです。

これは強みであると同時に、海外展開を見据えると弱みになり得ます。

なぜなら、人口減少社会の日本が今後も世界に対して一定の発信力を保つためには、

グローバルから一定の評価をされる日本人が必要です。

 

同じく戦略コンサルの塩野誠氏の著書、ポスト平成のキャリア戦略でも、

同じ課題が述べられています。

 

日本は治安は良く、過去70年間他国を侵略したことがない国です。

アメリカや中国とも国交を持ち、世界をリードし得る国です。

しかし、英語で海外に発信できるリーダが不在なのです。

国内には英語力0で、1億人の国内市場で小規模な成長目指す小物ITベンチャー社長しかおらず、

目標が小さい人が多すぎます。

これからはグローバルに打って出てやる!というハングリー精神と、

世界平和とか日本人らしいノーブル精神を持ち合わせた人材の育成が急務です。

上記ブロガーの方はZOZOの前澤さんに対して、やや攻撃的なコメントをしていますが、

少なくともジョブズ本田宗一郎だったら、あのようなバラマキはしなかったでしょう。

私個人は前澤さん好きなので、これからも注目していきたいと思いますが、

彼がジョブズ本田宗一郎を超えることはないだろうと思っています。

 

また今週発売された日本人の勝算という書籍でも、

日本が人口規模に見合った経済力に落ちることは、

現実的ではないことが語られていました。

これまでこんな小さい国で、世界1位や2位を狙っていたことが異常。

身の丈にあった国力を・・・という議論をしている人が居ますが、

人口減少する国で、労働力に見合った経済力では現状の公共インフラ維持すらままなりません。

 

この本に記載されていることが全て正しい訳ではありませんが、

日本の未来を考える上では、非常に良い書籍でした。

 

さて、そんなとりとめもないことを考えていた年末年始、

何人かの社内の人と会い、何人かのヘッドハンターと連絡をとっても、

自分がやりたいことや熱くなれることが見つからなかったのですが、

この記事を偶然読んで、少し方向性が見つかったような気がしています。

gendai.ismedia.jp

 

とりあえず、今のポジションに止まりつつ、魅力的な転職先を探しながら、

この大学のMBAを目指してみようと思いました。

書評 なぜ、間違えたのか?

こんばんは!

最近読書熱が凄いことになっています。

きっかけは、とある方のこんな一言。

「社会人なってから、毎週3冊、月に10冊、年間120冊の本を読んできた。

だから私は誰よりも成功できた!お前も言い訳せずに読め!」

正直私は同年代の中では本は大量に読んでいると自負していました。

Amazonでも年間10万円以上は書籍に費やしてきていました。

ですが、さすがに年間120冊と言われると、、、

コンサルとして圧倒的な経歴を持っている方の一言だっただけに、

何も言い返せず・・・。とりあえず、これから本をどんどん読んでアウトプットしなければ、、、

と強く感じたのでした。

 

♦︎タイトル:なぜ、間違えたのか?

♦︎著者:ロルフ・ドベリ

♦︎役者:中村智子

 

【感想】

人間の認識のくせを、具体的な事象を交えてわかりやすく解説されている本です。

正直メンタリストDaiGoさんの動画見ていれば一度は聞いたことある話がほとんどでした。

だけど、書籍として読むことで、違った事例を学ぶことが出来ました。

それにしても、「ダニエル・カーネマン」という先生は、ノーベル賞を取っているくらいすごい人なんですが、

人の認識に関する知見が深すぎて正直しびれます。

損失回避や、第1認識と第2認識などなど。

本当に素晴らしいです。早く選択の科学も読んでみたいと思いました。

 

最後に作者自身、人間の認識のくせをいくら学んでも「絶対に失敗しない」ということは不可能だと述べています。

ですが、認識のくせリストを作成しておいて、それを見返すことで、

重要で時間をかける選択の失敗を減らすことは可能だと述べています。

・・・認識のくせリスト!私も作らないといけないですね。

 

【認識のくせリスト】

・生き残りのワナ⇨自分だけはうまくいくと思ってしまうこと

・スイマーズボディ幻想のワナ⇨水泳したからではなく、元々水泳に適した身体を勘違いしてしまうこと

・自身過剰のワナ⇨自分の知識や能力を過信してしまうこと

・社会的証明のワナ⇨他人と同じだと正しいと思ってしまうこと

・サンクコストのワナ⇨もったいないと感じてしまうこと

・お返しの法則のワナ⇨返報性の原理

・確証のワナ⇨こうあるべきという思い込みに思考が捻じ曲げられること

・権威のワナ⇨権威のあるものを信じてしまうこと

コントラストのワナ⇨デブでぶさいくの友達と一緒だとモテる

・イメージのワナ⇨単純で強いイメージに思考がトラップされること。ブラックショールズ方程式

・いったん悪化してから良くなるのワナ⇨悪徳コンサルの手口

・ストーリーのワナ⇨偶然でも後付けでストーリーをこじつけること

・回想のワナ⇨記憶の改変

・お抱え運転手の知識のワナ⇨知らないと言えない

・コントロール幻想のワナ⇨サイコロの目すらコントロール出来ると思ってること

・報酬という刺激のワナ⇨報酬は目論見通り機能しない

・平均への回帰のワナ⇨コインが10回連続で表で、、、次は?

共有地の悲劇のワナ⇨公共心なんてない

・結果による錯覚のワナ⇨結果しか見ない

・選択のパラドックス⇨選択肢多すぎると不幸になる

・あなたが好きのワナ⇨好きって言われたら好きになる

・所有のワナ⇨苦労して手に入れたら価値あるものって思い込む

共時性の奇跡のワナ⇨奇跡?本当?確率は?0じゃないでしょう?

集団思考のワナ⇨みんなの意見が一致した時、、、だれか嘘ついてる

・確率の無視のワナ⇨宝くじがどんどん高額に・・・

・ゼロリスクのワナ⇨リスクを下げることと、リスクをゼロにすることは違う

・希少性の錯覚のワナ⇨限定版にはみんな弱い

・基準比率の無視のワナ⇨私は男です。私は29歳で戦略コンサルです。・・・どっちが本当?

・ギャンブラーの錯覚のワナ⇨プラマイ0に収束すると思い込む

・アンカリングのワナ⇨最低でもこれくらいします。。。

・機能的推論のワナ⇨人間は親切だと思い込むガチョウ・・・

・マイナスの過大評価のワナ⇨ネガティブなものの方が印象が強い

・社会的手抜きのワナ⇨チームになるとだらける

・倍々ゲームのワナ⇨等比級数のすごさ・・・

勝者の呪いのワナ⇨競い合って勝とうとすることの無意味さ

・人物本位のワナ⇨顔が見えないとニュースにならない

・誤った因果関係のワナ⇨コウノトリと赤ちゃん

・ハロー効果のワナ⇨一つの取り柄により素晴らしく見えてしまう

・別の選択肢のワナ⇨結果だけで、ほかの選択肢を選んでいた場合を考えない

・予測の幻想のワナ⇨大体の予想は外れる

・条件結合のワナ⇨条件が増えれば増えるほど確実を思い込む??

フレーミングのワナ⇨言い方を変えると感じ方が変わる

・過剰行動のワナ⇨失敗するな思いっきり

・不作為のワナ⇨失敗するな何もしない方が良いと思い込む

・自己奉仕のワナ⇨成功は自分のおかげと思い込む

・満足の踏み車のワナ⇨宝くじでは幸せにはなれない

・選択のワナ⇨自分の選択だけ悪いと思ってしまう。。。

・連想のワナ⇨悪いことを連想して繋げてしまう。コーヒー飲んだら雨が降った。コーヒー飲まない!

・ビギナーズラックのワナ⇨素人の勘違い

・思惑と結果のワナ⇨思い込みでつじつま合わせ

・目先の利益のワナ⇨将来の利益を忘れがち

 

正直一つ一つで記事を一本かけるレベルです。

またこの本、なんと20%くらいが引用文献なんです。

それくらい確固たるデータをまとめた本なので、それぞれのワナをしっかりと認識できれば、

大きな失敗は減らすことができそうです。

書評 コーヒーが冷めないうちに

こんにちは。ジラフです。

本日は体調悪いこともあり、がっつり二度寝

昨日エントリーで書いたように、他者への共感力を鍛えるには、

小説などのストーリーモノを読むに限ります。

久し振りに小説を読んだので、その感想などを書いていきます。

 

・タイトル:コーヒーが冷めないうちに

・著者:川口俊私

 

<あらすじ>

とある喫茶店の都市伝説、、、

それは「その喫茶店にいくと、タイムトラベルが出来て、

会いたい人に会うことが出来る。」

という荒唐無稽なもの。

そんな不思議な喫茶店に来て、不思議な体験をした人々のお話

 

<以下ネタバレ含んだ、雑多な感想>

・不覚にもエンディングで涙してしまった。

有村架純主演で映画化と聞いた時、正直バカにしてました。

Amazonでも評価は3くらいだったので、期待値は低かったです。

・でも泣いてしまった。。。

 

・最終話で、実は未来にも行ける!という発想はなかなか奇抜。

・恋人、夫婦、姉妹それぞれのストーリーは面白かったです。

 

・・・以下ダメだなーと思ったところ

 

・まず登場人物のプロフィールが覚えづらい。

・短編同士の繋がりが弱い。

 

この二つってこういう構成の場合致命的だと思うんですが。。。

伊坂幸太郎の作品に「終末のフール」というのがあります。

こちらも世界が滅ぶという不思議な世界で繰り広げられる10前後の短編集なのですが、

最後まで読んでいくと、いろいろ繋がって、繋がっていく感じが素晴らしいです。

元々伊坂幸太郎の作品は、作品間でも共通の架空キャラが出てきたりと、

常に一つの世界観を共有しているので、このような表現が得意なんでしょう。

ですが、この作品では、それが感じられなかった。

一応最終話で登場人物それぞれの結末は語られたものの、、、

なぜ、その結末でなければダメか?なぜ登場人物が彼らで無ければダメか?

が語られていないように感じました。。。

 

・明らかに続編を意識した北海道に居るというラスト

上記不満の元になった突然の北海道。

これは続編を読めば、もっと繋がるよ!という話なのかもしれませんが、

今回は作品単体で評価しました。

 

 

最後に・・・

色々文句は書いたのですが、タイムトラベルモノで、

過去にはいけるけど、歴史を変えられないこと前提の設定はとても良かったです。

過去に行っても何も変えられない、、、

だけど変えることが出来るものは、その過去と向き合う自分の「心」と「未来」というメッセージは、

考えさせられる話でした。

 

今後もこんな、とくに脈絡はないけど、読んでみた小説のレビューも書いていきます。

 

 

書評 科学的に正しい英語勉強法

こんにちは。ジラフです。

日本では8/15は終戦の日として、先の大戦の慰霊の念を抱くことが通例となっています。

ですが、中国では8/15はただの1日でしか有りません。

世界的にはミズーリ号の上で調印した9/2と翌日の祝賀会の9/3が終戦の日です。

正確にはVictory over Japan day(対日戦争勝利記念日)です。

いつか戦争観についても書きたいですが、日本の先の大戦に対する感覚は、少しずれて居るかもしれないです。

 

さてそんな世界的感覚を身につけるためには、なにより英語を学ぶ必要があります!

そこで本日ご紹介するのはこちら!

 

♦︎タイトル:科学的に正しい英語勉強法

♦︎著者:メンタリストDaiGo

 

【まとめ、筆者の主張】

  • 日本人の英語学習は間違いが多い
  • こつこつ毎日少しずつよりも、短期集中的にやる方が効果が大きい
  • 子供のころしか身につかないは大嘘。大人になってからでも英語は身につく。
    またネイティブではない発音の方が、世界的には
    「あ〜・・・。この人大人になってから必死で勉強したんだな〜。すごいな〜」
    感が出せる!だからおっさん、おばさんこそ頑張れ!
  • 英語に限らず、勉強は忘却と必死で思い出すことの繰り返しが重要!だから100回書いて覚えるのは無駄無駄無駄無駄無駄無駄!
  • テキトーにパラパラ勉強したら、英作文を書いたり、英語で話したりするアウトプットをしまくる。そこで思い出そうとすることが一番脳みそが鍛えられる!

【感想】

  • まずはメンタリストDaiGoワールド全開
    メンタリストDaiGoの本や動画に、この半年どっぷり浸かっています。何となく、毎日が充実している気がします。毎日移動中は、彼の動画を聞いて居ます。土日は彼が紹介した良書をひたすら読書。平日は毎日16時間断食をするこで体重が5kgほど減りました。
  • 最適な学習方法の総論
    メンタリストさんの他の動画や書籍でも紹介されているのですが、学習することによる知能の向上って、要は脳みその中の記憶が増えるということです。記憶とはシナプスの結合によって生じるので、シナプスの結合が増えると新しい記憶が身につくのです。つまり、ただ読むだけではシナプスは1つしか繋がらないのですが、一度忘れて、必死で思い出すことで、「あの本にこうやって書いてあった」知識が、「あの時ど忘れしたけど、こうやって思い出せた」知識というもう1つの経路が生まれます。

    一度読んだら忘れない3つの読書術とは? - YouTube

  • 最適な学習は、「要は・・・」と「そう言えば・・・」
    どんなときにも、勉強しながら、その新しい知識や論理を頭の中で整理して、「要は、こういうことだよね?」と言えることが重要です。そして、そのあと「そう言えば、前に読んだこれと関係してるかな?」というのを意識します。
    例えば英語の学習の時に、「要は、過去形の場合は最後にedがつくのか。」なるほど。「そう言えば、中国語だと了がつくな〜」。
    こうすることで、英語の文法を学びながら、中国語の文法も学ぶことができて、相互的にシナプスが繋がるので、記憶が強く定着するのです。
  • 一番お手軽な学習は、ディクトグロス!聞いて、メモって、話す!
    TEDや英語のドラマのワンフレーズを繰り返し聞いて、文書をメモって、それを発音する!これを繰り返す。普段何気なく見て居る映画などでも、10フレーズをディクトグロスやろうと思うだけで大きく脳みそは鍛えられるのです!「Hasta la vista! baby!」・・・これはスペイン語か。
  • 寝て居る時に英語を聞く
    寝て居る時にCDを聞いても、英語はうまくなりません。スピードラーニングが本当だったら、世の中の男性は全員セックスの達人です。だって、みなさん日々動画を見て、切磋琢磨してますよね(笑)。
    とは言え、その日聞いた英語を夜寝る時に聞くと一定の効果があるそうです。

あまり構造化はできて居ないのですが、とにかく読書してメモったことを見ながらブログ書きました。

こういうアウトプットすることが、本の内容理解と記憶に繋がるのです。

しかしメンタリストさんの本はとても良いのですが、電子書籍が少なすぎるのが難点ですね〜