書評 モモ
こんばんは。ジラフです。
久しぶりに緩やかな土日を過ごすことができました。
明日に備えて、仕事準備とかしています。
そんななかで、たまには仕事に関係のない本も読まないといけないな・・・と思い、
手に取った一冊がこちらです。
・タイトル:モモ
・著者:ミヒャエル・エンデ
【あらすじ】
・前半部は、浮浪児の少女モモが、街の人々と交流していき、徐々に友人を増やしていきます。モモのもっとも優れた能力は、傾聴力であり、みんなモモに話を聞いて欲しくて、毎日モモの所にはいろんな人がやってくるようになります。特に観光案内のジジと、道路の清掃員ベッポはモモの一番の親友になります。
・中盤〜後半は、すこし哲学的な話を含んだファンタジー仕立てになっています。時間に対する、とある組織との攻防が描かれます。
【感想】
・最近ビジネス書やHow to本を読み過ぎていて、絵本のような語り口調や、結論を後回しにする回りくどい話し言葉にイライラしました。
・ソフィーの世界を彷彿とさせるような、展開でしたが、ソフィーの世界ほど哲学に関する多くのことは学べませんが、時間に関する概念を学ぶことができます。
・正直言って、私に取ってはこの本自体が「灰色の男たち」なのではないかというくらいに、休日の貴重な時間を奪っていることに終始イライラしました(笑)。しかし、読み終えたあと、「そんな風に感じるほど、今の自分は時間に終われた日々を送っているのだな・・・」ということに気づくことができました。
・あとがきが思った以上に深いことが書かれていました。筆者のミヒャエル・エンデはドイツ人で1920年代に生まれたという経歴です。筆者はこの話自体は、自分で思いついた訳ではなく、電車で乗り合わした同乗者から聞いたということを書いていました。まるで本当のことだと思わせるようなこの語り口は、たくみですね。
たまには、なんの生産性も産まないような書籍を読んで一休みしてみることも重要です。
そろそろ本気で始めようと思う。
こんばんは。ジラフ@チャイナです。
そろそろ本気で始めようと思っています。
婚活というやつを(笑)。
現在28歳で、20代もあと少しとなってきました。
そこまで焦っているわけではないのですが、
これまで彼女がいたことがほとんどないのと、
なかなか日本に帰れないので、単純な出会いがないので、普通の人より焦らねばならない状況です。
コンサルに転職する前は、
「コンサルになれば、超モテる!!」
って思っていました。
でも実際は、
「忙しすぎ!そんな時間ない!しかもコンサルなんてたくさんいて、有象無象すぎてコンサルだけだとモテない!」
そんなわけで、しっかりと戦略をきって婚活すすめていきたいと思います。
まず、多くのネットなどで紹介されていますが、モテの公式は以下の通りです。
モテ=試行回数✖️モテ要素
試行回数とは、出会いや告白回数のことです。
一方でモテ要素とは、見た目や収入などの社会的ステータスのことです。
ただし、収入や身長以外は、定量評価困難なため、
モテ要素を戦略的に伸ばすのは困難です。
ここはとにかく収入を上げることと、
必要最低限な清潔感や見た目を磨くことに注力しましょう。
男の磨き方は以下サイトが参考になります。
というわけで今回は、重要な試行回数にフォーカスしたいです。
さて、、、出会いの方法は、以下があります。
・街コン
・ペアーズなどのマッチングアプリ
・婚活パーティ
・相席居酒屋
どれがいけているのか、全く検討がつきません。
そこで、テクノロジーの力に頼りましょう♩
グーグルトレンドというグーグルのサービスで、
直近30日間の出会いについてトレンド分析しました。
検索キーワードの傾向としては、
街コンとペアーズが頭抜けていますね。
その他は微妙な状況です。
したがって中長期的には、街コンとマッチングアプリの2軸で進めていくことが、
試行回数を増やすベストな戦略ではないでしょうか。
というわけで、参加したら適当にレポート書きますね。
素敵な出会いがありますように。。。
書評 君たちはどう生きるか
みなさんこんばんは。ジラフです。
そろそろ一時帰国予定です。
とは言っても、私は彼女も居ないので、東京に戻って、、、
仕事します。(T.T)。
彼女作らないといけないですね。
とは言え、なかなか日本に帰る機会もないしどうしようかな。
幸せってなんなんでしょうかね。私には良くわかりません。
そんな哲学的な問いの答えになる一冊。
ネタバレなしです。
・タイトル:君たちはどう生きるか
・著者:吉野源三郎
・漫画:羽賀翔一
【結論】
・自分は自然界の分子と同じ、あらゆる人間と繋がって生きている。
・そして誰しもが、自分を中心に世界が回っていると錯覚している。しかし、自分は世界の中心ではなく一部でしかない。
・そんなコペルニクスの地動説的な発見をした中学生が主人公と、そんな主人公をコペル君とよぶ親戚のおじさん。
【感想】
・私もあんなようなおじさんが欲しかったと思いました。やっぱり子供の頃って、大人はなんでも知っているようで、理論的に見えるので、そんな大人に肯定してもらえることはとても励みになると感じます。
⇨私がそんな大人になろうと思いました。
・真剣なテーマにあった絵で、読んでいて、内容がすっと入ってきました。
・人がなぜ苦悩するのか。それは良くありたいと思う気持ちがあるからなんだなーという、ある意味当たり前のことを再確認できました。
現代社会に疲れて居たら、ぜひご一読ください。
自分の強みの見つけ方
こんばんは。日本は三連休最終日だったのでしょうが、
海外で働く私にとってはただの日曜日が終わります。
最近、疲労は溜まっていないのですが、
コンサル2年ほどやっていますが、自身のスキル成長感の停滞や、
やりたいこと探しをいつまでやるのかという焦燥感からか、
日々の満足度が非常に低下しています。
私のイメージする充実した生き方とは、
自分の好きなことを毎日できていることだと思っています。
ですが、自分の好きなこと、、、はこれ!っていうのはないです(笑)。
だからこそ、コンサルでスキル上げながら、
いろいろなビジネス、業界を知る期間だと思って社畜しています。
そして、いつかこれだ!と思えたものに飛び込んでいこうと思っています。
ですが、そのこれだ!というものが、実は自分に全く向いていないものだったときは悲劇です。
一方で、自分の強みはこれ!っというのもぱっとは思い浮かばないのです。
そこで、手っ取り早く自分の強みを知る方法がないものかと、、、
ネットサーフィンをしていたら、見つけました!
ストレングスファインダーという、心理テストに回答するだけで自分の強みを簡単に知ることができます。
実はこれ、過去に一度受けたことがあります。
その時は大して参考にしていなかったのですが、
今回受験してみて、その時と何か変わっているのか・・・とても気になります。
戦略コンサルをやっている今の私の強みはこちらです。。。
- 着想(戦略的思考)
- 共感性(人間関係構築力)
- 戦略性(戦略的思考)
- 分析思考(戦略的思考)
- 内省(戦略的思考)
うん。。。もうこれ、笑っちゃうくらいに戦略オタクになってしまってますね。
もしかしたら、戦略コンサルが天職なんじゃ・・・と思ってしまします。
ちなみに前回受けた時もトップ5の中には、着想と、戦略性は入っていました。
ネットで色々調べていると、人格形成されたあとはほとんど上位は変わらないとありました。
ただし、上位10位以内の順番の入れ替わりはあるそうです。
ちなみに全部で34ある中で二つがかぶる確率ってどれくらいでしょうか。
34個から無作為で5選ぶので、コンビネーション使って、34C5が全選択肢です。
278,256通りもあります。
実際には、ここに1位〜5位まで順位づけされるので、33,390,720通りもあります。
東京都の人口よりも多い。。。
さて、一方で5個の強みの中で二つがかぶる確率の分子の方です。
34個の中で、常に二つは固定されているので、残りの32個から3個を選ぶことになります。
同様に32C3=4,960通りですね。
つまりざっくりと計算すると1.78%ですね。
これを精度が高いととるか、低いととるかですね。
※確率計算久しぶりなので間違えていたら、ご指摘ください。。。恥ずかしい。
このストレングスファインダー、追加料金を支払えば、
なんと34個全ての強みの順序が見れてしまいます。
そこで、暇だったこともあり、私の6位以下の強みも見てみました。
- 着想(戦略的思考)
- 共感性(人間関係構築力)
- 戦略性(戦略的思考)
- 分析思考(戦略的思考)
- 内省(戦略的思考)
- 個別化(人間関係構築力)
- 収集心(戦略的思考)
- 成長促進(人間関係構築力)
- 最上思考(影響力)
- コミュニケーション(影響力)
- 自我(影響力)
- 適応性(人間関係構築力)
- ポジティブ(人間関係構築力)
- 親密性(人間関係構築力)
- 活発性(影響力)
- 調和性(人間関係構築力)
- 運命思考(人間関係構築力)
- 学習欲(戦略的思考)
- 信念(実行力)
- 回復思考(実行力)
- 自己確信(影響力)
- アレンジ(実行力)
- 包含(人間関係構築力)
- 原点思考(戦略的思考)
- 慎重さ(実行力)
- 指令性(影響力)
- 責任感(実行力)
- 競争性(影響力)
- 公平性(実行力)
- 未来志向(戦略的思考)
- 社交性(影響力)
- 目標思考(実行力)
- 規律性(実行力)
- 達成欲(実行力)
こうやってみると、私の強みはやや過去ベースの分析に基づいた戦略的思考だとわかります。
一方で弱みは、実行力でしょう。
びっくりするくらい実行力がありません。これは今後の課題です。
(もしかすると、最近仕事がうまく行かずネガティブな気持ちで受験したことが影響しているかもしれません。。。)
私のブログ友達のストイックマンさんは、実行力があるようですので、
私の対極にいるようです。
私の行動力を向上させるためにも、
今後も彼のブログを読んで、彼の実行力マインドをトレースして行きたいです。
まだ受験したことがない方は、ぜひ受験してみてください。
本を購入すると、受験に必要なコードを入手することができます!
書評 世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと
更新が滞ってしまっていました。
急な出張や移動が溜まっていましたので。
私は移動中はとにかく仕事はしないでインプットに当てることにしています。
ちなみに本日はハロウィンですが、中国でもハロウィンはそれなりに盛り上がっているようです。
移動が多くて、書評かける本が溜まっています。
発売して間もない本は、ライバル少ないので、書評を書けば、アフィの効率が高いので、この本から書きます。
タイトル:世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと
著者:クリス・ベイリー
役者:服部京子
【結論】
・エリート学生が、大企業の内定を断り1年間あらゆることを実践して、生産性を高める方法を検討した一冊です。
・生産性は時間、集中力、活力からなっている。
・真新しい情報はないです(笑)。
・目的・目標を明確にしいて、適度な睡眠や運動が生産性に大きく寄与します。そのことを、筆者が身を持って体験した事実を書いています。
【所感・抜粋】
・あなたにとって真の価値があるものはあなたの目標に結びついていますか?なぜあなたはもっと生産的になりたいのですか?
⇨耳が痛いです。コンサルとして、今やっている業務が、自分の目的に結びついているのか。これが答えられるコンサルって実はそんなに多くないのではないだろうか。
・6つの要素退屈。うまくいかなくてフラストレーションがたまる。難しい。段取りがつけづらく、どこから手をつけていいか分からない。自分にとって意味がない。内発的動機づけ。(おもしろい、魅力的だ。ちなみに金銭的な見返りなどを外発的動機づけと呼ぶ)がない。
⇨この六つがあると、生産性が著しく低下する。
・生産性の真髄とはじっくりと考えながら仕事をすることだ。しかし、やるべきことの管理に夢中になったり、管理の計画に必要以上に時間を費やすことは避けるべきだろう。
⇨計画を、、、といつもいつも計画ばかり作っている人もいる。計画も大切だけど、計画を作ることが仕事ではないはずです。
・脳は眠っているあいだも休むことなく働き続け、新たな情報を知識として蓄え、整理してくれる。眠る直前に問題に取り組むと驚くほど効き目がある。テストでもいい結果を残ることができる。
⇨これは実践したい。今後は寝る前に、何か難解な問題を解いてみたいですね。。。だけど、恋愛関係とか、哲学的なことは適していないように思います。
・ぼんやり思考モードに切り替える時間をつくることだ。アインシュタインは難問にぶつかるといつもかならずヴァイオリンを弾き、演奏中に答えがひらめいたという。
⇨ヴァイオリンとか、、、そんなおしゃれな趣味がないですね。ウイイレでも良いだろうか。多分ダメでしょうね。。。
・「ポモドーロ・テクニック」は1980年代にフランチェスコ・シリオによって考案された非常に効果的な時間管理のテクニックだ。タスクを短く分割し、間に休みを入れる。まず一つのタスクを選ぶ。そのタスクに25分集中したら5分間の休憩をとる。この25分間を4回繰り返したあとは15分間の長めの休憩をとる。これがシングルタスクの実践に効く最強の時間感覚だと思う。
⇨Shinさんの本にも似たようなことが書いてありましたね。。。問題は5分休んでいるのを、バレないようにしなければいけないこと。
・生産性に関して言えば、アルコールは砂糖と同様に摂取する価値がない。(飲酒には体内のストレスを緩和させる効果もない。)
⇨アルコールってメリットないのかもしれませんね。一人アルコールはやめるべき習慣かもしれません。
・内向的な人が量や時間の縛りが厳しいタスクに取り組むとき、カフェインはさほどの効果は期待できないという。というのも内向的な人は環境に左右されやすく、カフェインという起爆剤をとることで、パニックに陥りがちだからだ。
⇨私は内向的な人間なのか分からないけれども、カフェイン自体は麻薬のようなもので避けるべきものであることは理解できました。とは言え、すぐにカフェインを立つことは困難です。
・水を十分にとれば、1日中疲れしらずで過ごす助けになる。水を飲みまくって快適な1日を送って欲しい。
⇨水の重要性は理解できます。一方で、漢方では水の多量摂取は控えた方が良いという説もみます。どっちが正しいのかは自分の体で見極めるしかないですね。
・ぼくは睡眠と生産性について簡単なルールをつくってみた。「睡眠を1時間削るごとに2時間ぶんの生産性を失う」と肝に銘じるべきだ。
⇨その通りですね。とは言え、コンサルのジュニアスタッフはみんな業務に忙殺され、慢性的な睡眠不足です。かわいそうに。。。
・生産性は幸せに繋がる道じゃない。幸せになることが生産的になる鍵なのだ。自分にやさしくなればなるほど、あなたは生産的になり、生産的になるほど自分にやさしくなれる。
⇨とにかく自己改善を常に実行し続ければ、幸せになるということ!。。。かな?
・生産性は時間、集中力、活力の三つの要素からなっている。成功している偉大なリーダーたちは誰よりもうまくこの三つを組み合わせている。
⇨これは反対する人は居ないのではないでしょうか??活力は気合いではなく、心のそこから、このタスクをやりたい!というような衝動だと思います。そのためにはどんな些細なタスクも、これをやることが私の夢に繋がっているんだ!という強い動機付けが必要です。
生産性というものを意識するきっかけや、最近流行りの各種健康本を読みたい人はぜひ読んでみることをおすすめします。
個人的には、そこまで大きな知見は得られませんでした。
書評 人生を変えるドラッカー
私の会社はコンサルファームなので、米国式決算で、10月に契約更新などがあります。
全くスキルが向上していないのに、年収と責任がどんどん上がるっています。
合わせてストレスもうなぎ登りです。
個人的には今くらいのポジションで、のほほんと楽をしていたいのですが、コンサルという企業体は、現状維持を良しとしません。
できる人にはどんどん仕事を振って、ストレスをかけます。
出来ない人にも、その人なりの仕事を振って、どんどん育てます。
こういう環境に耐えられる人しか残れない環境なのでしょう。
私もそろそろコンサル2年目なので、次のキャリアを考えたいと思います。
それは事業会社なのかもしれないし、地元の公務員かもしれないし、海外MBAかもしれません。。。
さて、そんななかで、プロジェクトをマネジメントする上で重要度の高いスキル、
マネジメントの能力を磨ける良い本がないかと探していたところ、偶然目についた一冊がこちらです。
タイトル:人生を変えるドラッカー
著者:吉田麻子
【結論/心に残ったフレーズ】
・ほかの人間はマネジメントできないが、自分はマネジメントできる
・自らをマネジメントすることは常に可能である
・知識労働者(ナレッジワーカー):自ら考え、行動し、成果に貢献する
・肉体労働者(マニュアルワーカー):指示、命令に沿ってマニュアル通り働く
・知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。自らのしごとを業績や貢献に結びつけるべく自らをマネジメントしなければならない。
・通常、仕事についての助言は「計画せよ」から始まる。もっともらしく思えるが、問題はそれではいまくいかないところにある。計画は紙の上で消える。よき意図の表明に終わる。実行されることは稀である。私の観察では成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして最後にそうして得られた自由になる時間を大きくまとめる。
・成果のあがらない人は、第一に、一つの仕事に必要な時間を過小評価する、第二に、急ごうとする、第三に、同時にいくつかのことをする
【感想】
上記の結論や心に残ったフレーズを書き出していても思ったのだけど、全てドラッカーの著作からの引用部分です。
本小説は、一応様々な主人公が出てきますが、彼らのストーリーはあまり頭に入ってきませんでした。
過去にもしドラという小説がありましたが、あっちはドラッカーの言葉は頭には残っていません(笑)。
そういう意味ではこちらの本の方が、本質が明確でわかりやすいのかもしれません。
私は、自分で言うのもおこがましいのですが、エクセルスキルや資料作成能力は比較的高いです。しかし、自分で考えて仕事を進めることが出来ていません。結果、やる必要のない仕事までやってしまい毎日遅くまでワークすることになっています。
優れたプレーヤーが優れたマネージャではない、という言葉はよく聞きます。本当にその通りなのかもしれません。
しかし、優れたマネージャが、多くの場合求められます。
そして、コンサルにおいてもっとも重要な、どこまでその課題解決方法を具体的にイメージ出来たのか、、、については、実際のプレイ経験がものを言うのです。
だからは私は優れたプレーヤになる、という戦略は間違っていないはずです。
ただ、上司から言われたことをただ実行するだけの作業者でもダメなのだと、思います。
結局は、どこまで真剣にその仕事の目的、成果に拘れたかなのです。。。
ちょうど自分をマネジメントしたいと思っていたところなので、ちょうど良いきっかけとなる書物でした。
自分をマネジメント出来ないものは、何もマネジメント出来ない。
金言ですね。ドラッカーの本ももっと読んでみたくなりました。
映画 メッセージ(ネタバレあり)
前からずっと見たかった映画、メッセージを国慶節休み中の移動時間で鑑賞出来たので、レビューを書きます。
最近ソニーイヤホンレビューのおかげで、アクセスが急増していて、アマゾンアソシエイトが良い感じです。人々の求めるような記事、良質なコンテンツを毎日書いていけば、お金になるという、資本主義の当たり前の法則をまざまざと体験しています。
コンサルになる前は自他共に認める大の映画好きでいろんな映画を観ていたのですが、仕事が忙しくなって中々映画を観る機会が激減しました。
可能な限り、飛行機の移動中に観るようにしています。
スマホや、機内サービスで。本来は仕事すべきなのですが、インプットが仕事や専門書ばかりに偏ると、人として何か大事なものを失うのではないか。。。という不安感があるので、定期的に映画を観るようにしています。
・タイトル:メッセージ
・原題:Arrival
・監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
・出演:ジェイミー・アダムス、ジェレミー・レナー
以下ネタバレを含みます。
冒頭は主人公の女性が、子供を出産し、その子供が二十歳前に病死するシーンから始まります。
これを観ると、自然と主人公は子供を失った、心に傷を負った女性だと最初、視聴者は刷り込まれます。
しかし、実は冒頭のシーンは、映画のラストシーンなのです。。。
本当は詳しく解説を書きたいのですが、時間がないので、以下動画をご参考ください(笑)。
ちなみにこの解説をしているYoutuberの映画レビューが結構ツボです。
映画を全然観れない状況の私の、キュレーション動画として、毎回観ています。
ヘプタポッドと呼ばれる宇宙人たちにとって、時間の概念はありません。
過去も現在も未来も曖昧なのです。
あまり知らなかったのですが、
「言語は人間の思考や認識を規定する」
という学説があるそうです。
私はバイリンガルではないのですが、確かにそれはありそうですね。
過去形の文法がない言語では、現在も過去も区別して思考出来ないのです。
ヘプタポッドは時間を超越した存在であり、
過去も未来も現在も常に同じように感じることができるのです。
そして彼らの言語を学ぶ主人公も、その能力(思考)を身につけて世界を救う、というストーリーです。
映画の音楽や、冒頭とラスト、ヘプタポッドの文字などが輪廻的な印象を与える構成になっていて、SF映画でここまで考えさせるのはシックスセンス以来です。
本当に良い映画でした。今年観た映画の中では間違いなくトップクラスです。
ちなみに、周囲の仕事ができる、頭の良い人はみんなバイリンガル、トリリンガルなのですが、彼ら彼女らの頭の中も、思考する時の言語によってモードが切り替わったりしているのでしょうか。
大変気になります。
それを体感するには、私もバイリンガルになるしかないわけですが(笑)。
でも、外国の言葉で思考できるようになり、それによりセンスや脳が鍛えられるのであれば安いものではないでしょうか。
多くの企業でTOEICを入社の一つの基準に採用していることもうなづけるような気がしますね。