こんにちは。ジラフです。本日は中国はお休みです。
昨日のブログで、10年前の自分に手紙を書くことを想定した、
未来予想を書きました。
自分で書いておいて何ですが、あまりにも悲観的なシナリオ過ぎたので、
楽観的なシナリオを書きたいと思います。
<39歳の自分から29歳現在の私へ>
お久しぶりです。29歳の私。
今、上海という住み慣れない場所で、言葉も通じずに苦労しているでしょう。
ですが、この経験が、あなたを強くします。
あと半年くらいはこんな感じでもがき続けることになりますが、
頑張って下さい。
まずはものづくり産業ですが、今現在も日本の一つの産業として残っています。
いまの日本のものづくりは、かつての大量生産型の企業は数社残っていますが、
一点物の医療や宇宙開発といった領域では世界トップにいます。
またデザインやブランドを意識した製品づくりでも力を発揮しており、
ロレックスやオメガのように数量は多くないですが、小量でも収益をあげるメーカも多数居ます。
ここまでくるのに、多数の倒産やリストラなど有りましたが、
政府、企業、個人が一丸となって大変化に対応し、見事に乗り切ることができました。
IoT、AI技術によるものづくりではindustry4.0や中国製造2025に敗れはしましたが、
ポストindustry4.0と言われる領域では、日に日に日本の製造業の存在感が強まって居ます。
また2028年の日本や世界は平和です。
今君が考えているような、悲観的な日本にはなって居ません。
この10年、いくつかの災害、テロ、紛争、戦争が有りましたが、
日本、中国、インドを中心としたアジア圏がAU(Asia Union)を結成し、
世界の経済や秩序を牽引する存在になっています。
この経済圏が世界新秩序を打ち立てるに至った要因は、
儒教文化を共有できて居たからです。
EUが廃れた要因は移民の受け入れによる、非キリスト教人民の増加でした。
ですが、儒教は他宗教との諍いが少なく、多民族にとっても受け入れやすかったからでしょう。
そしてこのAU結成に際し、日本のになった役割はとても大きなものでした。
日本がアジア新秩序を掲げアジアおよび世界をまとめあげました。
「現在世界は再び戦争に向かっています。中国、アメリカ、ロシアは過去60年以内に複数の戦争、紛争をしてきました。彼らを信用出来ないという思いはわかります。ですが日本は先の大戦以降世界に戦火を直接起こしていない国。その国の提案に耳を傾けるべきでは。」
という国連事務総長の言葉が印象的でした。
日本の弱腰、貧弱と言われた外交姿勢が再評価された瞬間でした。
またビットコインが世界の基軸通貨となり、そのベース理論でも日本が強いリーダシップを発揮したことが背景にはありました。
最後に。
今私は、日本で仕事しています。
とある製造業ベンチャーのCTO兼CEOをやっています。
今と同様毎日世界を飛び回って仕事をしています。
この10年間、念願のMBAにも行くことが出来ました。
MBAに行けた一番の要因は、非中国人としての中国経験を持っていた点と、
製造業バックグラウンドという点が、
試験管にとっては好印象だったようです。
製造業でキャリアをスタートし、中国でキャリアを広げ、アメリカの大学でMBAを取得したことが、
今非常に大きな財産になっています。
ちなみに現在の妻は、出張先の空港で運命的な出会いをしました。
詳細は、、、将来楽しみにしていて下さい。
では、未来で待ってます!