人生の簿記(仮)

平凡なサラリーマンコンサルのブログ

日本の地方で暮らしていくということ

今年の年末年始は、久しぶりに日本の地方都市である地元で過ごせています。

海外に出てみて、住む場所って本当に大事だなーと感じることが多いです。

 

私の地元は一応新幹線が通っていますが、大きな産業もなく、

世界的なメーカーもないので、地元に残ってある程度の年収をもらおうと思ったら、

公務員、医者、電力関係の会社に務めるしかないのです。

もちろんそれらの職業に着くことはあまりに難易度が高いのですが、

公務員、医者、電力ともに全て既得権益臭がしてしまい、いまいち好きになれません。

当然友人の多くがその職業に就いているのですが、

彼らを頂点とする、ある種いびつなローカルヒエラルキーが強力だな・・・と改めて感じました。

 

 

一方で東京は、グローバル競争にさらされるので、非常にタフな競争があふれています。

どっちに言っても、しんどいなーと感じてしまいました。

地元に残る、地元に帰るという選択肢は、決して逃げや安穏ではないんだなーと感じた帰省でした。

 

久しぶりに地元をいろいろ歩き回って散策しているのですが、

ところどころ新しい道ができていたり、それなりに景気は悪くなさそうで安心しました。

とは言え、人口は順調に減り続けており、いつまでいまの基盤を維持できるのかは誰にもわかりません。

未来の年表によれば、日本の地方は衰退する・・・

ということが明記されています。

 

何か地元に面白い産業を作れないかなー・・・

東京でも地元でもなく、ヒエラルキーとか関係なくのびのびと仕事ができるようなことってないかなー・・・