こんばんは。ジラフです。
先週末、どなたかわかりませんが、私のブログを全てチェックして、おまけにリンクを踏んで本をたくさん購入頂いたようです。
半分自分の備忘録としてゆるく続けているブログですが、
たまにアクセス数やアマゾンアソシエイトで数値として見える形になると、非常に嬉しいですし、励みになります。
もし書籍に関して疑問などあれば、コメントやついったーで質問もらえればお答えします。(さすがに居ないかな?)
最近同年代のメンバとプロジェクトを回す機会が増えました。
私は自分の評価が低いので、街中で自己紹介するときも
「コンサルです」としか名乗らないのですが、同僚は、
「戦略コンサルです。」と名乗ります。
そもそもコンサル業界ってよくわからない人が多いと思いますが、
大きく分けると、戦略系、総合計、会計系、その他・IT系に別れて居ます。
まずコンサルは弁護士や会計士のような国家資格は一切不要な職業で、
誰でも名乗ることができる職業です。
なので、世の中で「私、コンサルなんです。」と発言してる多くの人は、
ショーンKと同じか、それ以下の場合がほとんどです。
定義はいろいろですが、個人的には以下のイメージです。
- その他・IT系:ITソフトや各専門領域に特化したコンサル。その領域は強いが、よくあるのが、自社製品を提案するタイプが多い。本質的にはお客様の課題ではなく、課題解決のツールを売ることが目的になっていることが多い。IT開発メンバが多いので、数十人〜数百人規模の会社が多い。
- 会計系:大手会計事務所から派生したファーム。デロイト、pwcなど。規模も大きく、監査会計というベース収入もしっかりとしている。全員が会計に詳しいわけでもなく、会計ソフトを売り込むグループもあり、多様化している。基本的に監査業務は人でもかかるので千人規模の会社はざらにある。
- 戦略系:戦略の立案、初動を手がける。マッキンゼーやボスコン、ATカーニー、ベインがビッグ4。その他にも、アーサーディーリトル、ローランドベルガー、コーポレイトディレクション、IGPI、ドリームインキュベータなどが続く。基本的に少数精鋭。日本国内でも戦略系コンサルは現役でも1000人未満。
- 総合計:上記全てを手がけるコンサル。一番有名なアクセンチュアは日本だけでも8000人、世界全体では20万人以上居ます。
有象無象あふれるコンサル業界でも、戦略コンサルがどれだけ少ないかお判りいただけるでしょう。
中には勘違いして、戦略コンサルが一番頭がいい、一番えらい、一番給与が高い!
と言いふらしている人も居ますが、個人的にはそうだとは感じません。
むしろ、机上の空論ばかりで、実際に手を動かすことに慣れて居ない人も多く、ITソフトも開発しているITコンサルと地力・底力では劣っているところも多いでしょう。
また人数も少ないため、頭数がどうしても必要な案件の場合、なんでもこなせる総合コンサルにも勝てません。
私自身、コンサルとしてはまだまだなので、いまだに職業を話すときは「コンサルです。総合系の戦略よりっぽいコンサルです。」と言ってしまいます。
そんな私からすると、胸を張って堂々と「私は戦略コンサルです!」と言い切る同僚はすごいかっこよく見えてしまいます。
そんな彼がおすすめしていた一冊を紹介したかったのですが、すでに1000文字以上書いてしまったので、また今度書きます。
つらつら書きましたが、言いたかったことは以下2点
・職業コンサルは最高に胡散臭い!
・職業に貴賎なし!だけど胸を張って自分の仕事を誇れる男はかっこよい!
戦略コンサルの仕事をもっと具体的に知りたい人は、以下の本がおすすめです。