久しぶりにタイトルに釣られて本を購入してしまった。
中身に関しては既知のことだけど、これを読んで活量溢れる日本の若者が増えることを望みます。
タイトル:20代の生き方で人生は9割決まる!
著者:金川顕教
著者の主張
・20代で到達したレベルが一生の最大値
→だから20代はうんと努力しよう!死ぬ気で頑張れ!
感想
最近良く読む「ワークライフバランス」だとか、家族友人を大事にしよう、
を真っ向から否定する本です。
※著者は家族や恋愛を決して否定していません。
大学時代から必死で勉強して会計士の資格をとった著者のような人ってどれくらいいるのか分かりませんが、
そういった当たり前の努力を当たり前に出来る人にとっては腑に落ちる本です。
私のように、なんとなく大学生をやって、会社員をやっていた人間にとっては、「そこまで、出来ないよ・・・」と思わせる本です。
同じような内容を読みたいのであれば、マウスコンピュータの安井元康さんの、
「下克上転職」や「非学歴エリート」の方が得るものが多いと思います。
コストパフォーマンスが高い本ではありません。
本屋で立ち読み程度で読むことをおすすめします。
心に残ったフレーズ
・高学歴の優越感も低学歴の劣等感を捨てる
→その通りなのですが、やはり気後れすることも多いです。
・長い文章を書く習慣を身につける
→アウトプットする習慣、論理的な文章を構築する力を身につけることですね。
・怒らない、泣かない、悲しまない
→自身の感情を捨て、常に中庸で荒れるメンタルを獲得する
・睡眠時間はマックス5時間
→これは・・・無理です(笑)。ただし、休日の惰眠は減らすべきですね。
・話が合う友達はいらない。いまの自分と同じレベルだから話が合うのだ
→・・・その通りかもですね。
・早くメンターを見つけて、徹底的に真似る。本物のメンターがあなたを高みへと導く
→これは間違いないですね。私が転職を決めたのも今のボスに出会ったからです。
・人は見た目と声で9割。まず、この二つを磨き上げよう。
→海外にいると本当にその通りだと感じます。とにかく髪の毛やヒゲ、気をつけましょう。
・あまり射精しない
→2002年ワールドカップでもブラジル代表は1ヶ月間H禁止だったというのは有名ですよね。
・お酒を飲まない
→サラリーマンにとって一番困難なのはこれですかね。ただし、アルコールは「百薬の長、されど万病の元」。つまり、対処療法でしかないんですね。可能な限り摂取量を減らしましょう。
・モノは最小限でいい
→私のようにスーツケース一つで飛び回る人間にとっては、生活するのに必要なモノって本当に多くないんだと、実感する日々です。その辺りはハイパーメディアクリエーターの高城剛さんの著書がおすすめです。
安井さんの本はとても考えさせられる本です。
ぜひ一度お会いしたいと思っています。
高城剛さんはスーツケース一つで世界中で仕事されており、
そのような生活を通して、生活に必要なものを本にまとめられています。
Kindle Unlimitedでも読めるのでおすすめです。
なお、最小限の持ち物と言っておきながらイヤホンなどに拘っているのが少し面白いです。