人生の簿記(仮)

新人コンサルタントの自己研鑽記録。ゆとりとか、悟りとか好き勝手言われてる世代が、何を考えているかを綴ります。

戦略参謀 コンサル志望の方必見

コンサルタントという名称の職業イメージはとてもアバウトであり、

ショーン・Kなどのおかげで、どこか胡散臭いイメージがつきまといます。

そして、なかなかコンサルタントを題材とした小説、ドラマ、映画がないことも、このイメージを払拭出来ていない理由の一つです。。

 

さて、そんな胡散臭い仕事、コンサルタントを、わかりやすく書いた書物を紹介します。

本書は同業のshinさんのブログで取り上げられていた書物です。

www.outward-matrix.com

なお、shinさんの著書は以前レビューを書いています。

bookkeepingoflife.hatenablog.com

 

 

タイトル:戦略参謀

著者:稲田将人

 

結論、本書の言わんとしていること

・会社を良くするためには、経営目標を明確化して、具体的な計画に落とし込んで、PDCAを高速で回すこと!これに尽きる。

・人、性善なれど、性怠惰なり

 組織である以上、各自の煩悩や思惑の影響は大きい。これらを排除した正しい経営が必要

 

感想

今の仕事で直面していること、内容がそのまま記載されていて、目を見張りました。

著者の経歴を確認すると、マッキンゼートヨタ、、、なるほど、やっぱりコンサル出身者さんでしたか。

「目的が不明確で、トップの意思も弱く、具体化できていない計画をもとに弱いPDCAが何となく回る会社、シキガワ。」

日本の多くの会社が本書に登場するシキガワのような状態だと思います。

それくらい、本書の内容はリアルです。

非常に勉強になると共に、コンサルタントを志す人にもぜひ読んで欲しい一冊です。

ちなみに本書に登場する3人の人物が、言い換えれば、コンサルタントのランクに応じた役割となっています。

 

安倍野さん:パートナーやディレクター。主にクライアントのトップと対等なやりとりをする人たち。

伊奈木さん:プロジェクトマネージャー。PJTを統括する責任者であり、実質的な責任者。プロマネがしっかりしているPJTは、残業地獄が発生しづらい。

著者の稲田と名前の音が似ているので、モデルは稲田さん本人かな?

高山さん:ビジネスアナリスト、アソシエイト。PJTメンバの最下層メンバであり、小生もこのランクです(笑)。とにかく現場を走り回り、色々な人と話をしてデータを集めて、プロマネに日々報告して、半泣きなるまで詰められるのが仕事です。

 

本書の最後でも触れられますが、

コンサルタントはいくら努力しても自分が成功するわけではなく、クライアントの成長、成功して初めて成功と言えるような職業です。

作中でも、退社する若手を引き止めず、歓迎するコンサル像が描かれています。

人の成長を心から応援して、助けて、喜べる人が向いている職業です。

世間ではインテリ、高給取りというイメージを持たれていると思いますが、

私が入社して一番のギャップはここでした。

単純な自分のスキルアップや、高給が欲しいのであれば、

投資銀行や証券会社に行くことが、最適解だよなーと思う日々です。

私個人は、今は自身の成長を感じられるので良いですが、来年くらいには、

一旦キャリアを考えないといけないなと、感じています。