人生の簿記(仮)

平凡なサラリーマンコンサルのブログ

経営参謀

最近読書スピードが爆速で向上しています。

どうやったら早く読めるのかについてはいずれ書きますね。

 

タイトル:経営参謀

著者:稲田将人

 

前作についてはこちら↓にレビュー書いています。

bookkeepingoflife.hatenablog.com

 

【結論、言わんとしていること】

・いかに優れた戦略があっても、企業統治、ガバナンスがうまく行っていない会社は立ち行かなくなる。

・経営に必要な三つの要素は戦略、リーダーシップ、実践力(PDCA)であり、戦略以外は軽視されているが、実は66%はここにかかっている。

 

【所感】

・前回にも増して、経営のリアルへ踏み込んだ一冊になっています。特に、PDCAの基本をわかりやすく説明されていて、とても参考になる本です。コンサルタント志望の方だけでなく、社会人全員に読んで欲しい一冊です。

「この「話をきいてまとめただけ」、そして「初めからわかっていた」の二点のコメントについて、少し考えてみたいと思います。外部のコンサルタントが策定したとしても、その戦略に価値があるかどうかは、それが「実践できるかどうか」の一点につきます。」

→これは本当にその通り!胃が痛い。

「「そもそも論」ですが、本来「経済合理性に基づいて行動する」ということが大原則であるはずの企業において、その実、「車内での意思決定や運営が経済合理性に全く則っていない」という、何とも浮上しな光景を、しばしば企業内で見かけます。」

→結論にも書きましたが、企業ガバナンスって本当に大切です。私はいずれ起業したいと思っているのですが、ここをしっかりとさせたいと改めて思いました。

※なお、企業統治、企業ガバナンスについては以下の本が結構わかりやす、、、くはないですが、参考になります。経営共創基盤の冨山和彦さんの本ですね。 

 

 

 経営参謀はこちら

 

達成の科学

最近ハウツー本読み過ぎて、どれもしっかり消化仕切れていないのですが。。。

何かインプットし続けていないと、不安で不安で仕方ないので、本を読み続けています。

タイトル:達成の科学

著者:マイケル・ボルダック

 

【結論】

・何らかの目的を達成するには、実は科学的な仕組みが存在する。それは科学なので、誰でも真似することができる。「勝者とは生まれながらではなく、つくられるものだ」

インカンテーション(自己暗示)を毎日20分やろう。自分のゴールを達成すること、そのためにどんな努力でもやることを毎日音読すること。

・リミティング・ビリーフを書き換える。知らず知らずのうちに、自分を縛っているネガティブな思い込みを破壊する。なぜ自分はダメなの?なぜ仕事ができないとダメなの?本当に仕事が出来ないの?どんな時ダメだったの?じゃあなぜある時はうまくいったの?うまくいったときとダメだった時の違いは?時間・準備だけの問題なの?なんで時間がなかったの?・・・というように自己否定の価値観を深掘りし書き換えていくのです。

 

【所感】

・ここ数ヶ月贔屓にしているブログにて紹介されていたので読んで見ました。

5年後、10年後の自分をナメないほうがいい - 禁欲主義者からの手紙

・とりあえず、色々と良さそうなことは書いてあるのですが、既知の情報が多いです。それだけにもっと若い時に読みたかったと思いました。ただし、インカンテーションだけは少し面白そうなので、毎朝実践してみます。ただ、どんなインカンテーションが良いのか。。。

アンソニーロビンズ「インカンテーション」【本人動画・日本語訳付】これであなたも億万長者!真の成功を手に入れろ! - YouTube

・根性論に通じるところもかなりあるのですが、何のために根性出すのかを常に念頭に置くことの大切さを繰り返し説いています。

・購入してから気付いたのだが、これ、オーディブルにも同じコンテンツありました。買わなくても良かったのではないか。とも思ったのですが、オーディブルだと図表見れないですから、買って良かったと思います。

オーディブルのすすめ - 人生の簿記(仮)

 

髭剃りについて考える

皆さん、、、ちゃんとヒゲ剃ってますか?

 私は普段ホテルなどを転々とした生活を送っている関係で、

ヒゲをそり忘れることが多々あります。

ですが、社会人たる者身なりにはそれなりに気を使いたいです。

 

ヒゲを剃るに当たって、皆さんは電気シェーバー派でしょうか?

カミソリ派でしょうか?

私は3年前まではカミソリ派でした。

カミソリを使った方が深ぞりも出来るし、電気シェーバーは手入れが面倒だったからです。

しかし、ここ1年弱は電気シェーバがほとんどです。

カミソリは、月に数回ホテルのものしか利用していません。

その理由なのですが、一番は電気シェーバは気軽に使えるからです。

カミソリは必ずシャワーに入っている時に使用しなければなりません。

私は肌が弱いので、シャワーで十分にヒゲを蒸らさないと、カミソリ負けしてしまうのです。

また同様にシェービングムースやジェルが必要なため、荷物が増えてしまいます。

しかし電気シェーバであれば、シャワーを浴びながらヒゲをそることもできますし、

外出前の乾いたヒゲをそることも出来ます。

カミソリほどの深ぞりは出来ませんが、人と会う直前にも使えるのは非常に良いです。

 

私がおすすめする電気シェーバはこちらです↙︎

 

 

こちら、二千円程度のお値段なのですが、非常に使いやすい上に、

切れ味が落ちてきたら、買い換えることに全く躊躇しなくてすみます。

2万円以上するモデルも多数あるのですが、私にはこのモデルで十分です。

 

一応同じ価格帯に該当するフィリップスのこちらのモデルも使用しました。

 

 ブラウンのものに比べると全くそれません。

回転刃なので、肌には優しいのかもしれませんが、、、肝心のヒゲにも優しいようです。

 

また価格は半分なのですが、セブンイレブンで購入できるこちらのモデルが結構おすすめです。

 

 ブラウンと同じくらいヒゲを剃ることが出来ます。

ただし、ブラウンに比べると剃ったあと少し肌がヒリヒリします。

しかし千円であることを考えると、非常に満足できる出来です。

その他の欠点は、ヒゲを掃除するブラシを本体内部に収納できないため、紛失する恐れがあります。

 

別にもっと高額の電気シェーバーを使用しても良いのですが、

専用の充電ケーブルを持ち歩いたり、洗浄薬を持ち歩いたり、

電池持ちが悪くなったりと、、、デメリットが多いように感じて、

この価格帯のものを愛用しています。

ちなみに長く伸びてそれなくなったヒゲは、毛抜きで抜いています(涙)。

 

まだパナソニックの同価格帯を試していないので、次回試してみようと思っています。

ちなみにブラウンの電気シェーバは、世界のノマドワーカの頂点に君臨する?

高城剛さんも推奨しているシェーバであり、旅人の必須アイテムの一つです。

 

 

99.9%の人間関係はいらない

久しぶりに、熱い系の本を読んでみた。

 

タイトル:99.9%の人間関係はいらない 「孤独力」を磨けば、キャリアは拓ける

著者:安井元康

 

【結論】

・不確実性の高い現代社会において、若いうちからライフワークバランスをとろうとするな。変化に対応できる仕事力をとにかく身につけろ。

・ライフワークバランスは、今時点でなく人生全体で考慮しろ。

・何より、自分の評価軸をしっかりと形づくるようにしろ。そしてそれはプライベート以上に仕事で磨かれる。だから仕事しろ。

・成功の尺度、幸福の尺度は自分で決めろ

・人は強いから孤独でいられるのではありません。ひとりでいるからこそ強くなれるのです。

以上。

 

【内容】

・真の個性とは、生まれ持ったものではなく、自分で追求して初めて確率できるもの。

・とにかく自分をとことん追い込むべし!

・突き詰めると、人生やキャリアは会社の経営戦略と似ている。だから、同じように考えよ。

・・・

とにかく熱い箇所が多すぎて、ライン引きまくったので考えが整理できていません(笑)。

 

【感想】

・処女作の非学歴エリートほどの衝撃はありませんでした。だって、血を吐くまで頑張るとか書いてたから。。。

・対人関係全てを否定するようなタイトルではありますが、中身にはむしろ人間との積極的な関わりを勧めている部分も多少あります。

・これまで当たり前だった、いい大学、いい会社、あるいはベンチャー企業などといったその時その時の流行りなどを追いかけるのではなく、いつの時代でも通用する自分の戦闘力をいかにして高めるのか。。。が詰まった一冊でした。

・人生は、企業と同じ。変化に応じて柔軟に戦略を変える必要があり、長期キャリアプラン、人生プランなんて無意味なのです。とにかく目の前の仕事にこそ集中しましょう。

 

 

 

個人的には、非学歴エリートの方がおすすめです。

なれる!SE 2週間で分かる?SE入門

最近毎日読んでいるShinさんのブログで紹介されていた本です。

 

タイトル:なれる!SE2週間で分かる?SE入門

著者:夏海公司

 

【結論・趣旨】

・ブラックIT企業に就職した主人公が、いかにして終電、休日出勤させられるかを描く

・仕事との向き合い方、プロフェッショナルとはが描かれる。

 

【内容】

「無茶な納期も経験のない業務を振られるのも、この業界じゃ日常茶飯事。そういうものが出た時に、やれ終電だ、やれ教育を受けてないって言い訳をする人間を、仕事仲間と認められないって行っているのよ。一事が万事。今日逃げた人間は明日も逃げると思われる。そんなことも分からないの?」

悔しいですけどその通りですね。コンサルに関わらず、前職で研究職やっていた時にも感じました。

大学の専攻と違うから出来ませんーって言っている後輩や同期、先輩もいましたが、

そんなこと今言っても仕方ないです。。。そんな中でどう対応するかを、示す必要があるんです。

 

「何かを理解しようとする時はとにかく実際に書いてみる。書いて頭の中身を整理する。ただ漫然と読んでいても絶対に理解出来ない。受験勉強の鉄則だ。」

受験勉強の鉄則なんだ。

紙にとにかく書きまくるって、本当に大変ですが、大切です。

ここで重要なのは、丸写しではなく、要約したり、図表化する、そうすることで、一度自分の頭に入れて、そこから再構築する中で理解が深まるのです。

コンサルになって一番驚いたことは、皆さんメモを取らないんですよね。。。

それで理解出来るのがすごいんですが、私は最近メモを撮り始めました。

だって理解出来ないんだもん。。。

 

「とりあえず分からない言葉を抜き出してみた。Excelを立ち上げて一列目に単語、二列目に意味を書き込んで行く。」

これも仕事のテクニックです。

とにかく初めて仕事したら、資料でも分からない言葉に溢れているはずです。

そんな中でどうやって理解度をあげるか。。。

とにかく基礎知識をあげるしかない、そんなときこのやり方は役立つはずです。

 

【感想】

ブラック企業の体質が学べる本です。

・実際にはあんな可愛い上司はいません。可愛い子は寝不足で肌ボロボロで、ひどいです。

・学生が読んでも理解出来ないところが多数あると思います。一方で社会人が読んだら、「そうだよなー」と納得出来るところは多いです。

・正直1巻読んだだけでは、主人公はあの会社をやめるべきだと思いました。今後どうなって行くのか。。。

 

 

Youtubeの可能性

皆さんYoutubeは観ていますか?

私はテレビはここ数年観ていませんが、Youtubeは週に2時間程度観ています。

何故なら海外にいると日本のテレビは観れませんが、

日本のYoutubeはどこでも観ることが出来るからです(笑)。

 

決して今のテレビがつまらないとか、そういう意識高い系な訳ではありません。

日本のメディアのあり方については、また別の記事で触れます。

 

Youtubeは、いろんな人が動画をアップしていて、時間潰しに最適なコンテンツです。

最近ではヒカルさんやヒカキンさんのように、一般的な認知が高い配信者もいます。

彼らの動画は、日本のバラエティを観れない私には、唯一の楽しみだったりします。

 

さて、以前オーディブルについても触れましたが、

今日はYoutubeの可能性について触れたいと思います。

bookkeepingoflife.hatenablog.com

 

さて、今日話すのはYoutubeの仕事への活用方法です。

実はYoutubeには、有名人のラジオや講演会の動画が多数上がっています。

中には文化人や知識人とされている方の動画もあり、ただ聞いているだけで非常に学べることがあります。

 

特にホリエモンや、にちゃんのひろゆきさんの動画は、

聞いていてとても面白いです。

最近は武田鉄矢さんの、書評にはまっています。

武田徹夜さん、毎週本を1冊紹介されているようなのですが、

本当にあらゆるジャンルの本を読んでいて、

さらにそれらの内容を自分の知識とつなげて面白く説明されています。

これを聞いているだけで、自分の話の引き出しも相当増えるはずです。

 

オーディブルと一番の違いは、彼ら自身の肉声が聞けるところです。

ディベートであれば、声を荒げたところや、どんな風に考えて話しているかを予想しながら聞くだけで、

よりリアル感が増して、とても吸収力が高まります。

武田鉄矢さんに至っては役者経験もあるので、

語り方が非常に上手です。

コンサルとして必要なプレゼン力、コミュニケーション能力の改善にも、

参考に出来ることは多そうです。

 

ちなみに私はいつも寝る時に聞いています。

明るくなるとねれないので、画面を下にしています。

 

脳は疲れない。。。と良く言われます。

では何故疲れた気がするのか?

その理由は、目の筋肉が疲労するのです。

だから目を瞑って休むことは非常に大切です。

しかし、目を瞑っていても、寝ていても、脳は活動しているのです。

目を瞑っていても、インプットを頭に入れ続けるにはどうすれば良いか??

 

そうです、耳から入れるしかありません。

おすすめはオーディブルであることは変わりません。

しかし、無料コンテンツであるYoutubeも、非常におすすめです。

ぜひお試しください。

戦略参謀 コンサル志望の方必見

コンサルタントという名称の職業イメージはとてもアバウトであり、

ショーン・Kなどのおかげで、どこか胡散臭いイメージがつきまといます。

そして、なかなかコンサルタントを題材とした小説、ドラマ、映画がないことも、このイメージを払拭出来ていない理由の一つです。。

 

さて、そんな胡散臭い仕事、コンサルタントを、わかりやすく書いた書物を紹介します。

本書は同業のshinさんのブログで取り上げられていた書物です。

www.outward-matrix.com

なお、shinさんの著書は以前レビューを書いています。

bookkeepingoflife.hatenablog.com

 

 

タイトル:戦略参謀

著者:稲田将人

 

結論、本書の言わんとしていること

・会社を良くするためには、経営目標を明確化して、具体的な計画に落とし込んで、PDCAを高速で回すこと!これに尽きる。

・人、性善なれど、性怠惰なり

 組織である以上、各自の煩悩や思惑の影響は大きい。これらを排除した正しい経営が必要

 

感想

今の仕事で直面していること、内容がそのまま記載されていて、目を見張りました。

著者の経歴を確認すると、マッキンゼートヨタ、、、なるほど、やっぱりコンサル出身者さんでしたか。

「目的が不明確で、トップの意思も弱く、具体化できていない計画をもとに弱いPDCAが何となく回る会社、シキガワ。」

日本の多くの会社が本書に登場するシキガワのような状態だと思います。

それくらい、本書の内容はリアルです。

非常に勉強になると共に、コンサルタントを志す人にもぜひ読んで欲しい一冊です。

ちなみに本書に登場する3人の人物が、言い換えれば、コンサルタントのランクに応じた役割となっています。

 

安倍野さん:パートナーやディレクター。主にクライアントのトップと対等なやりとりをする人たち。

伊奈木さん:プロジェクトマネージャー。PJTを統括する責任者であり、実質的な責任者。プロマネがしっかりしているPJTは、残業地獄が発生しづらい。

著者の稲田と名前の音が似ているので、モデルは稲田さん本人かな?

高山さん:ビジネスアナリスト、アソシエイト。PJTメンバの最下層メンバであり、小生もこのランクです(笑)。とにかく現場を走り回り、色々な人と話をしてデータを集めて、プロマネに日々報告して、半泣きなるまで詰められるのが仕事です。

 

本書の最後でも触れられますが、

コンサルタントはいくら努力しても自分が成功するわけではなく、クライアントの成長、成功して初めて成功と言えるような職業です。

作中でも、退社する若手を引き止めず、歓迎するコンサル像が描かれています。

人の成長を心から応援して、助けて、喜べる人が向いている職業です。

世間ではインテリ、高給取りというイメージを持たれていると思いますが、

私が入社して一番のギャップはここでした。

単純な自分のスキルアップや、高給が欲しいのであれば、

投資銀行や証券会社に行くことが、最適解だよなーと思う日々です。

私個人は、今は自身の成長を感じられるので良いですが、来年くらいには、

一旦キャリアを考えないといけないなと、感じています。